堀 智行 院長の独自取材記事 ≪3話≫ / ひかりクリニック東京(東京都渋谷区)

2022.03.04

 

◇在宅医療で個人宅よりも施設での訪問診療を希望される先生方が多いと聞いたことがありますが?

正直、多いのは確かだと思います。
施設での訪問診療の方が、患者様本人、施設看護師 との関わりが主体であるため、診察し易いという考えを持っている影響なのかもしれません。
ですが個人宅、施設での訪問診療どちらの場合でも、ご本人様やご家族様の意向に沿って診察を行い、今後の方針を決めていくという事に変わりはありません。
確かに個人宅での訪問診療は、施設での訪問診療よりも生活の視点をより重視し、多職種との連携を強めていく必要があります。
一方で、施設での訪問診療では、施設の意向、施設看護師、介護士の意向などをくみ取って診察をしていく事の難しさを感じる場面も多いのは事実です。
どちらの方が診察しやすいという事は一概には言えないと考えております。実際にいろいろと経験し、自分に合っているスタイルを見つけていく事も重要なのかもしれません。

◇在宅医療に興味をお持ちの先生方に、メッセージなどあれば教えてください。

在宅医療の魅力的な部分を述べさせていただきます。
お看取りに関して、患者様の最期を本人様の住み慣れた環境でご家族様と一緒に診させていただくという機会は、クリニックや病院での勤務ではなかなか経験できることではありません。
例えば、患者様の最期を診させていただく時に、聴覚は残るといわれているため、「患者様へのお声掛けはどうぞしてあげて下さい」と伝えさせていただいております。患者様の最期に、ご家族様はその方の昔話をして過ごしたり、好きな曲を歌ったり、好きだった飲み物を飲んだり、それぞれ違ったお看取り方があって、その様な場面に立ちあわせていただける事は非常に感慨深いものがあります。在宅医療に携わって良かったと思える一場面であります。
昔は在宅医療が中心でしたが、その後、病院での医療が主体となりました。今後、高齢化が進み、増加する在宅患者様をどのように対応すべきなのでしょうか。日本の未来の医療には、在宅医療を主体として提供するクリニック、病院が必要不可欠であります。
私も皮膚科主体であったため、在宅医療をほぼ未経験という状況でひかりクリニックに入職し、今では院長という役職をいただきながら働いております。最近は在宅医療認定専門医、指導医の資格も取らせていただきました。 多くの先生方が在籍しており、それぞれの専門性をもって活躍している事も、ひかりクリニックの強みです。ひかりクリニック東京にはいろいろな診療科の先生方が居るため、働きやすさはかなりあると思います。
昨年も、診療科問わず在宅医療未経験で入職された常勤の先生方がいらっしゃいますが、特に問題なく日々やりがいを持って活躍しております。

是非、一緒に協力しながら学んでいき、
日本の柱となる在宅医療を盛り上げていきましょう!!

                                                           

 

 

 

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ー 完 ー